すべてのはじまりはきみ
ところで、驢馬さんちのニャンズってどんな生い立ちなんですか?いつか知りたい・・・ウフフ・・・
と言うお申し出をこちらの方から受けましたので、うちに来た順番で書いて行こうと思います。
というコトで、まずは君だ!
一月の何を書くのかしら?
彼女との出会いは、かれこれ16年前だ。
あの頃は、今の住まいよりも2ブロックはなれたアパートで相方と二人で住んでいた。
窓の向こうにはいかにも、と言う感じに古びた猫屋敷があって、その家の床下からたくさんの猫や子猫たちが出入りしており、ブロック塀やこちらの駐車場でのんびりしたりしていて、よく、その姿を眺めていたものだ。
その日は、確か10月25日、矢野顕子のドキュメント映画を見に行った夜だった。
階下まで降りてゆくと、どこやらか猫の声が聞こえてくる。
あのアパートは入口がスイングドアで、猫が自力で開けられる物ではない。おそらく、昼間にドアが開いている時に入り込んで、出られなくなったらしい。
相方と二人で、「猫が鳴いてるねー」 なんて言いながら、時間が迫っていたのでそのまま出掛けて行ったのだ。肝心の映画は、小さな箱だったので定員オーバーであえなく見られず。帰りに、バーで軽く一杯飲んで帰ったら、まだ、猫の声がする。
そのときに初めて、ちょっと、どんな猫がいるのか見てみようと言う気になったのだ。(驢馬の実家は食品を扱う仕事をしている為、犬、猫との同居は絶対に無理だったので、犬、猫との同居に対する憧れは、実は、人よりも強い。)
そこにいたのは、
子猫だ!!!!
年の頃はちょうど、3、4ヶ月と言ったところか。今の一月だって、16歳とは思えぬ美しさ、愛らしさだが、その頃の一月の可愛らしさと言ったらもう、どんな言葉を持ってしても言い尽くせない。
まぁ、荒木飛呂彦風に心を打ち抜かれて、魂を引っこ抜かれたと思ってもらって間違いない。
こんなところに子猫!? ああ、とりあえず、猫には牛乳だよね、と近所のスーパーへ牛乳を買いに。
咽喉をごろごろ言わせながら飲んでるしー!!!
こ、これは・・・
拉致っちゃおぅ!!
という事で、現在に至っております。
拉致したその晩は、三人、川の字になって、一月は驢馬の腕枕で寝たのだが、彼女はずーーーーーっとごろごろ言っていたのだ。それが一つ、大~きくため息をついて、コトン、と眠ってしまったのだ。
本に書いてあった通りだ!!!
そのときの感動は、鳥頭の驢馬でも今でもはっきり覚えている。
その10分後には、彼女の激しい激しいお布団アタックに悲鳴を上げる事になるのだが、今となってはとても懐かしい思い出だ。
一月も余程嬉しかったのか、その晩以来、驢馬が布団へ行くと毎晩必ず自発的に一緒に寝ようと来てくれる。その事がどれ程驢馬の心の支えになっている事か。
今になって思うと、随分とひどい事をしたな、と思うことも多々ある。よくまぁ、ひねくれもせずに育ってくれたと、何度思い返してみても、一月ってスゴイ、と思うのだ。
これからも、ずーっとずーっとよろしくお願いします。
驢馬ちゃんにしては、随分とよく覚えているのね。
ええ、それはもう、初体験てんこ盛りでしたから。
今でもそのアパートの前は良く通る。そんな時、たまに、幼い一月との日々が思い出される。あのブロック塀の隙間から小さい一月が出て来やしないか、そんな錯覚にとらわれる一瞬もある。
16年前のあの日から、全てが始まったのだ。
みんな、一月のおかげである。
と言うお申し出をこちらの方から受けましたので、うちに来た順番で書いて行こうと思います。
というコトで、まずは君だ!
一月の何を書くのかしら?
彼女との出会いは、かれこれ16年前だ。
あの頃は、今の住まいよりも2ブロックはなれたアパートで相方と二人で住んでいた。
窓の向こうにはいかにも、と言う感じに古びた猫屋敷があって、その家の床下からたくさんの猫や子猫たちが出入りしており、ブロック塀やこちらの駐車場でのんびりしたりしていて、よく、その姿を眺めていたものだ。
その日は、確か10月25日、矢野顕子のドキュメント映画を見に行った夜だった。
階下まで降りてゆくと、どこやらか猫の声が聞こえてくる。
あのアパートは入口がスイングドアで、猫が自力で開けられる物ではない。おそらく、昼間にドアが開いている時に入り込んで、出られなくなったらしい。
相方と二人で、「猫が鳴いてるねー」 なんて言いながら、時間が迫っていたのでそのまま出掛けて行ったのだ。肝心の映画は、小さな箱だったので定員オーバーであえなく見られず。帰りに、バーで軽く一杯飲んで帰ったら、まだ、猫の声がする。
そのときに初めて、ちょっと、どんな猫がいるのか見てみようと言う気になったのだ。(驢馬の実家は食品を扱う仕事をしている為、犬、猫との同居は絶対に無理だったので、犬、猫との同居に対する憧れは、実は、人よりも強い。)
そこにいたのは、
子猫だ!!!!
年の頃はちょうど、3、4ヶ月と言ったところか。今の一月だって、16歳とは思えぬ美しさ、愛らしさだが、その頃の一月の可愛らしさと言ったらもう、どんな言葉を持ってしても言い尽くせない。
まぁ、荒木飛呂彦風に心を打ち抜かれて、魂を引っこ抜かれたと思ってもらって間違いない。
こんなところに子猫!? ああ、とりあえず、猫には牛乳だよね、と近所のスーパーへ牛乳を買いに。
咽喉をごろごろ言わせながら飲んでるしー!!!
こ、これは・・・
拉致っちゃおぅ!!
という事で、現在に至っております。
拉致したその晩は、三人、川の字になって、一月は驢馬の腕枕で寝たのだが、彼女はずーーーーーっとごろごろ言っていたのだ。それが一つ、大~きくため息をついて、コトン、と眠ってしまったのだ。
本に書いてあった通りだ!!!
そのときの感動は、鳥頭の驢馬でも今でもはっきり覚えている。
その10分後には、彼女の激しい激しいお布団アタックに悲鳴を上げる事になるのだが、今となってはとても懐かしい思い出だ。
一月も余程嬉しかったのか、その晩以来、驢馬が布団へ行くと毎晩必ず自発的に一緒に寝ようと来てくれる。その事がどれ程驢馬の心の支えになっている事か。
今になって思うと、随分とひどい事をしたな、と思うことも多々ある。よくまぁ、ひねくれもせずに育ってくれたと、何度思い返してみても、一月ってスゴイ、と思うのだ。
これからも、ずーっとずーっとよろしくお願いします。
驢馬ちゃんにしては、随分とよく覚えているのね。
ええ、それはもう、初体験てんこ盛りでしたから。
今でもそのアパートの前は良く通る。そんな時、たまに、幼い一月との日々が思い出される。あのブロック塀の隙間から小さい一月が出て来やしないか、そんな錯覚にとらわれる一瞬もある。
16年前のあの日から、全てが始まったのだ。
みんな、一月のおかげである。
by robano-ana
| 2007-09-15 04:06
| 猫